マーケット見通し(総合)

為替見通し(2022年8月29日)

2022年08月29日

マーケットの動き (2022年8月22日~8月26日)

  • 先週の為替市場は前週末比、米ドルは対円で上昇(円安)しました。
  • 週初は米国長期金利の上昇が支援材料となり、米ドル円相場は137円後半まで上昇しましたが、その後は米国の主要経済指標の悪化を受けて下落に転じました。週末のジャクソンホール会議で、FRB(米国連邦準備制度理事会)パウエル議長がインフレ抑制を最優先に取り組む姿勢を明確に示したことにより、米ドル円相場は再び137円台まで上昇し週を終えました。
  • ユーロは、対円・対米ドルともに下落しました。

投資環境見通し (2022年8月)

円に対して、米ドル、ユーロともに弱含む

  • 米国、ユーロ圏ともに当面の金融政策は利上げ方向ですが、金融市場においては織り込みが進んでおり、引き続き景気後退も意識されやすい状況とみています。日銀は緩和的な金融政策を継続していますが、当面は米ドル、ユーロともに米国やユーロ圏の景気動向を注視しつつ、円に対して弱含むとみています。
変動幅(円)
8月26日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 137.27 0.16 0.69 21.69 27.22
ユーロ/円 137.50 -0.19 -0.91 7.52 8.14
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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