マーケット見通し(総合)

為替見通し(2022年8月22日)

2022年08月22日

マーケットの動き (2022年8月15日~8月19日)

  • 先週の為替市場は前週末比、米ドルは対円で上昇(円安)しました。
  • 週初は、中国の景気後退懸念や8月のニューヨーク連銀製造業景況指数の急低下などを材料にリスク回避の円買い圧力が強まり、米ドル円相場は一時132円台半ばまで下落しました。その後は、米国金利の上昇や日本の7月の貿易収支が歴史的な赤字となったことを受けて、週末にかけて137円台まで急伸して週を終えました。
  • ユーロは前週末比、対円で上昇した一方、対米ドルでは下落しました。

投資環境見通し (2022年8月)

円に対して、米ドル、ユーロともに弱含む

  • 米国、ユーロ圏ともに当面の金融政策は利上げ方向ですが、金融市場においては織り込みが進んでおり、引き続き景気後退も意識されやすい状況とみています。日銀は緩和的な金融政策を継続していますが、当面は米ドル、ユーロともに米国やユーロ圏の景気動向を注視しつつ、円に対して弱含むとみています。
変動幅(円)
8月19日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 137.12 3.41 -0.75 21.97 27.39
ユーロ/円 137.68 0.71 -3.59 7.09 9.50
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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