マーケット見通し(総合)

為替見通し(2022年8月15日)

2022年08月15日

マーケットの動き (2022年8月8日~8月12日)

  • 先週の為替市場は前週末比、米ドルは対円で下落(円高)しました。
  • 週の前半は、前週末に発表された米国雇用統計の強い結果を受けて米ドル需要が高まりました。週の後半は、7月の米国CPI(消費者物価指数)や米国PPI(卸売物価指数)がインフレ鈍化を示したことを受け、日米金利差の縮小が意識され米ドル円相場は下落に転じました。
  • ユーロは前週末比、対円で下落した一方、対米ドルでは上昇しました。

投資環境見通し (2022年8月)

円に対して、米ドル、ユーロともに弱含む

  • 米国、ユーロ圏ともに当面の金融政策は利上げ方向ですが、金融市場においては織り込みが進んでおり、引き続き景気後退も意識されやすい状況とみています。日銀は緩和的な金融政策を継続していますが、当面は米ドル、ユーロともに米国やユーロ圏の景気動向を注視しつつ、円に対して弱含むとみています。
変動幅(円)
8月12日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 133.71 -1.64 -2.96 17.83 23.35
ユーロ/円 136.97 -0.61 -0.37 4.83 7.53
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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