マーケット見通し(総合)
外国株式見通し(2022年8月15日)
2022年08月15日
マーケットの動き (2022年8月8日~8月12日)
- 先週の米国株式市場は、前週末比で上昇しました。
- 7月の米国CPI(消費者物価指数)や米国PPI(卸売物価指数)がインフレ鈍化を示し、FRB(米国連邦準備制度理事会)が利上げペースを緩めるとの期待が高まりました。また、ミシガン大学が発表した8月の米国消費者態度指数が市場予想以上に改善し、景気後退懸念が和らいだことから米国株式は底堅く推移しました。
- 欧州市場もおおむね米国に連動した推移となりました。
投資環境見通し (2022年8月)
外国株式相場は、米国、欧州とも本格的な上昇は見込みにくいが、次第に底堅い動きになる
- 4~6月期の決算発表では市場予想を上回る企業も多くみられましたが、今後は半導体業界の見通し悪化、消費者心理の低迷などから、業績見通しが引き下げられる可能性も残るとみています。実体経済の悪化が続く中でも各国中央銀行の金融引き締めを継続する環境において、株式相場の本格的な上昇は見込みにくい状況ですが、決算発表が一巡し自社株買いが再開し、来年以降の利下げ観測が台頭するにつれて、次第に底堅い動きになるとみています。
騰落率 | |||||
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8月12日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
S&P500種株価指数 | 4,280.15 | 3.26% | 12.08% | -3.13% | -4.05% |
NYダウ | 33,761.05 | 2.92% | 8.97% | -2.81% | -4.90% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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