マーケット見通し(総合)

為替見通し(2022年8月1日)

2022年08月01日

マーケットの動き (2022年7月25日~7月29日)

  • 先週の為替市場は、米ドルは対円で下落(円高)しました。
  • FOMC(米国連邦公開市場委員会)を26~27日に控え、米ドル円相場は週の半ばにかけて上昇しました。その後は、28日に公表された4~6月期の米国GDP(国内総生産)が予想外のマイナス成長となったことを受け、市場ではFRB(米国連邦準備制度理事会)の利上げペースが鈍化するとの見方が強まり、急速に円高ドル安が進みました。
  • ユーロは、対円・対米ドルともに下落しました。

投資環境見通し (2022年7月)

円に対して、米ドル、ユーロともにレンジ内での動き

  • 米国、ユーロ圏ともに金融政策は利上げ方向にありますが、金融市場においては織り込みが進んでおり、当面は今後の景気悪化も意識されやすい状況とみられます。一方、日銀は緩和的な金融政策を継続する姿勢を示し、国内長期金利はレンジ内での動きにとどまるとみられることもあり、日米金利差のさらなる拡大は限定的とみています。米ドル、ユーロはともに景気動向を注視しつつ、当面は円に対してレンジ内での動きになるとみています。
変動幅(円)
7月29日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 133.65 -2.39 -3.19 18.47 24.03
ユーロ/円 136.28 -2.90 -7.11 7.67 6.00
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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