マーケット見通し(総合)

国内株式見通し(2022年8月1日)

2022年08月01日

マーケットの動き (2022年7月25日~7月29日)

  • 先週の国内株式市場は、前週末比で小幅に下落しました。
  • FRB(米国連邦準備制度理事会)のパウエル議長が利上げペースの鈍化を示唆したことで市場に買い安心感が広がりましたが、日経平均株価が前週まで7営業日連続で上昇していたこともあり利益確定の売りが出やすく上値の重い展開となりました。週末にかけて円高ドル安が急速に進展したことも、輸出関連株を中心に国内株式全体の重荷となりました。

投資環境見通し (2022年7月)

国内株式相場は方向感に欠ける展開

  • 企業業績については、原材料高に加えて米国および欧州景気の先行きに対する警戒感が残りますが、経済活動再開に対する期待に加え、円安が輸出関連企業の業績見通しを支えると考えられます。国内株式相場は、こうした業績見通しに加えて参議院選挙を控えた政策期待に支えられる一方、米国および欧州景気の先行きに対する懸念が重しとなり、方向感に欠ける展開になるとみています。
騰落率
7月29日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
TOPIX(東証株価指数) 1,940.31 -0.80% 2.47% 3.38% 0.67%
日経平均株価 27,801.64 -0.40% 3.72% 4.06% 0.07%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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