マーケット見通し(総合)

外国株式見通し(2022年7月19日)

2022年07月19日

マーケットの動き (2022年7月11日~7月15日)

  • 先週の米国株式市場は、前週末比で下落しました。
  • 6月の米国CPI(消費者物価指数)が予想を超える伸びとなったことを受け、7月の利上げ幅拡大に対する警戒感が高まりました。米国大手銀行の四半期決算にて貸倒引当金の増額や自社株買いの停止が懸念されたほか、欧州におけるロシアからの天然ガス供給停止、中国で相次ぐ住宅ローン返済拒否なども市場心理を悪化させました。
  • 欧州市場もおおむね米国に連動した推移となりました。

投資環境見通し (2022年7月)

外国株式相場は、米国、欧州とも方向感に欠ける展開

  • 企業業績については、原材料価格の上昇に加えて米国輸出企業にとってはドル高の影響が下押し要因となる一方、販売価格への転嫁が押上げ要因となり、個別企業ごとにインフレの影響が異なると予想しています。
  • 米国:景気の先行き不透明感が引き続き上値を抑える一方、すでに株価調整の進んだ銘柄については決算内容次第で底堅い動きになると考えられることから、レンジ内で方向感に欠ける展開を予想しています。
  • 欧州:ECB(欧州中央銀行)による今後の利上げペースなどを注視しつつ、当面は米国株式相場と同様に方向感に欠ける展開になるとみています。
騰落率
7月15日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
S&P500種株価指数 3,863.16 -0.93% 1.93% -17.15% -11.40%
NYダウ 31,288.26 -0.16% 2.02% -12.87% -10.57%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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