マーケット見通し(総合)

為替見通し(2022年7月4日)

2022年07月04日

マーケットの動き (2022年6月27日~7月1日)

  • 先週の為替市場は、米ドルは対円で下落(円高)しました。
  • 米ドル円相場は、米国金利の上昇や中国経済の持ち直し期待等により急伸し、週の半ばには一時137円台まで上昇しました。週末にかけては、米国金利の低下や米国PCE(個人消費支出)の下振れにより週初水準の135円台前半まで下落しました。
  • ユーロは、対円・対米ドルともに下落しました。

投資環境見通し (2022年6月)

円に対して、米ドル、ユーロともにレンジ内での動き

  • 米ドル:金融市場においてFRB(米国連邦準備制度理事会)による今後の利上げペースに対する織り込みが進み、米国長期金利については景気の先行き懸念から上昇傾向が一服しています。日銀が緩和的な金融政策を継続する姿勢を示すものの、国内長期金利はレンジ内での動きにとどまるとみられることから、日米金利差のさらなる拡大は限定的とみられ、米ドルは円に対して当面はレンジ内での動きになるとみています。
  • ユーロ:域内インフレ率が上昇を続け、景気に対する悪影響が懸念される中、ECB(欧州中央銀行)による利上げ開始に前向きな姿勢がみられています。ECBの金融政策正常化に向けた動きがユーロの支援材料とみられますが、ウクライナ情勢を巡る先行き不透明感もあり、ユーロは円に対して当面はレンジ内での動きになるとみています。
変動幅(円)
7月1日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 135.12 -0.10 5.18 19.96 23.58
ユーロ/円 140.40 -2.18 1.79 9.45 8.03
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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