マーケット見通し(総合)

為替見通し(2022年6月20日)

2022年06月20日

マーケットの動き (2022年6月13日~6月17日)

  • 先週の為替市場は、米ドルは対円で上昇(円安)しました。
  • 前週末に発表された米国CPI(消費者物価指数)の結果を受け米国金利が上昇したことから円安が進展しましたが、FOMC(米国連邦公開市場委員会)後に開かれた記者会見でのパウエル議長の発言を受けて持ち高調整の円買い・ドル売が入りました。週末にかけて、日銀の金融政策決定会合で金融緩和政策の維持が決定されたことから、再び円安が進み週を終えました。
  • ユーロは対円で上昇した一方、対米ドルでは下落しました。

投資環境見通し (2022年6月)

円に対して、米ドル、ユーロともにレンジ内での動き

  • 米ドル:金融市場においてFRB(米国連邦準備制度理事会)による今後の利上げペースに対する織り込みが進み、米国長期金利については景気の先行き懸念から上昇傾向が一服しています。日銀が緩和的な金融政策を継続する姿勢を示すものの、国内長期金利はレンジ内での動きにとどまるとみられることから、日米金利差のさらなる拡大は限定的とみられ、米ドルは円に対して当面はレンジ内での動きになるとみています。
  • ユーロ:域内インフレ率が上昇を続け、景気に対する悪影響が懸念される中、ECB(欧州中央銀行)による利上げ開始に前向きな姿勢がみられています。ECBの金融政策正常化に向けた動きがユーロの支援材料とみられますが、ウクライナ情勢を巡る先行き不透明感もあり、ユーロは円に対して当面はレンジ内での動きになるとみています。
変動幅(円)
6月17日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 135.30 1.06 6.03 21.66 25.07
ユーロ/円 141.48 0.13 5.30 13.37 9.85
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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