マーケット見通し(総合)
外国株式見通し(2022年6月20日)
2022年06月20日
マーケットの動き (2022年6月13日~6月17日)
- 先週の米国株式市場は、前週末比で下落しました。
- 5月の米国CPI(消費者物価指数)の上昇を受け長期金利の上昇が続いたものの、金融政策の影響を受けやすい短中期金利が長期金利以上に上昇したことで、景気後退懸念が高まりました。FOMC(米国連邦公開市場委員会)で利上げが決定された直後は、材料の出尽くし感から上昇しましたが、景気後退への警戒感は払拭されず一時的な反発に留まりました。
- 欧州市場はスイスや英国の中央銀行による利上げ表明を受け前週末比で下落しました。
投資環境見通し (2022年6月)
外国株式相場は、米国、欧州とも上値の重い展開に
- 企業業績は、一部に市場予想を下回る決算もみられましたが、全体としては堅調な結果となっています。ただし、2~4月期決算では先行きに対して慎重な見通しを示す企業もみられることから、今後の金融引き締めやインフレの企業業績に対する影響が懸念されます。
- 米国:株式相場は5月以降、景気や企業業績の悪化を織り込み始めていますが、過度な織り込みの反動から反発の可能性があります。ただし、景気の先行き不透明感から全般的には上値の重い展開になるとみています。
- 欧州:ウクライナ情勢やECB(欧州中央銀行)による利上げペースを注視しつつ、米国株式相場と同様に上値の重い展開になるとみています。
騰落率 | |||||
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6月17日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
S&P500種株価指数 | 3,674.84 | -5.79% | -10.13% | -20.47% | -12.96% |
NYダウ | 29,888.78 | -4.79% | -8.47% | -15.49% | -11.63% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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