マーケット見通し(総合)

国内株式見通し(2022年6月20日)

2022年06月20日

マーケットの動き (2022年6月13日~6月17日)

  • 先週の国内株式市場は、前週末比で下落しました。
  • 5月の米国CPI(消費者物価指数)の上昇を受け、米国株式が急落したことから国内株式も下落してスタートしました。その後、15日のFOMC(米国連邦公開市場委員会)で利上げが決定されたものの、パウエル議長の記者会見での発言を好感し反発しました。週末にかけては、スイスや英国の中央銀行による利上げを受けて再び下落に転じましたが、日銀が大規模金融緩和の維持を決定したことから下げ幅を縮めて週を終えました。

投資環境見通し (2022年6月)

国内株式相場は底堅く推移すると予想

  • 国内株式相場は、米国や欧州の不安定な景気動向から上値は抑えられやすい状況です。しかし、国内では、企業業績の上振れが期待されることや大規模な自社株買い、海外に比べて出遅れ感のあった経済活動再開に対する期待、日銀による緩和的な金融政策や政府による追加財政政策の余地などから、景気のさらなる悪化の可能性は低いとみられることから、国内株式相場は底堅く推移するとみています。
騰落率
6月17日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
TOPIX(東証株価指数) 1,835.90 -5.52% -1.65% -7.49% -6.50%
日経平均株価 25,963.00 -6.69% -2.61% -9.05% -10.53%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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