マーケット見通し(総合)

国内リート見通し(2022年5月30日)

2022年05月30日

マーケットの動き (2022年5月23日~5月27日)

  • 先週の国内リート市場は、前週末比で上昇しました。
  • 6月から1日当たりの入国者数の上限を引き上げることに加え、岸田首相が外国人観光客の受け入れ再開を表明したことでインバウンド需要の回復期待が高まったほか、下落基調にあった米国株式の反発が追い風となり上昇しました。
  • セクター別では、オフィスセクターや住宅セクター、商業・物流等セクターが総じて上昇しました。

投資環境見通し (2022年5月)

国内リート市場は引き続き、底堅く推移すると予想

  • 新型コロナウイルス対策のまん延防止等重点措置が全面解除されて以降、オフィスや商業施設、観光地などへ緩やかに人出が戻ってきており、不動産賃貸市場の回復が期待されます。また、不動産価格の上昇余地や地政学的な安定性、金融環境などの点から日本の不動産に対する投資需要は増しており、不動産売買市場は引き続き堅調に推移するとみています。国内リートの業績回復が期待される中、米国金融政策の先行き不透明感が後退した後は、利回りを求める資金の流入により底堅く推移すると予想しています。
騰落率
5月27日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
東証REIT指数 1,988.34 0.26% -0.47% -3.91% -4.59%
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) 1,887.30 0.53% 1.43% -4.92% -1.24%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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