マーケット見通し(総合)

国内株式見通し(2022年5月30日)

2022年05月30日

マーケットの動き (2022年5月23日~5月27日)

  • 先週の国内株式市場は、前週末比で小幅に上昇しました。
  • 過度な景気後退懸念が薄らぎつつあるものの、為替が円高基調となったこともあり上値の重い展開となりました。岸田首相が外国人観光客の受け入れ再開を表明したことでインバウンド関連銘柄などを中心に物色買いが入ったほか、米国株式の反発が追い風となり、国内株式市場は小幅ながら2週連続の上昇で週を終えました。

投資環境見通し (2022年5月)

決算発表一巡後は底堅く推移

  • 円安ドル高の進行や経済活動の再開などが企業業績にプラスとみられる一方、ロシアによるウクライナ侵攻、インフレ動向、中国におけるロックダウンなどの不透明材料も多く、1~3月期決算は増収増益となるも、企業による今後の業績見通しについては慎重な内容になるとみています。5月のFOMC(米国連邦公開市場委員会)を通過し、決算発表が一巡した後は、米国金融政策や企業業績を巡る先行き不透明感が一旦後退するとみられます。国内株式相場は、投資家による割安感が強まった銘柄を物色する動きや、企業による自社株買いに支えられ、株価は底堅く推移するとみています。
騰落率
5月27日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
TOPIX(東証株価指数) 1,887.30 0.53% 1.43% -4.92% -1.24%
日経平均株価 26,781.68 0.16% 1.50% -6.85% -6.19%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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