マーケット見通し(総合)

為替見通し(2022年5月23日)

2022年05月23日

マーケットの動き (2022年5月16日~5月20日)

  • 先週の為替市場は、米ドルは対円で下落(円高)しました。
  • 週初、日銀の黒田総裁による「金融緩和を粘り強く継続する」との発言を受け円安が進む場面もありましたが、米ドルは米国の景気後退に対する懸念の高まりから週の後半にかけて軟調に推移しました。
  • ユーロは、対円・対米ドルともに上昇しました。

投資環境見通し (2022年5月)

円に対して、米ドル、ユーロともに方向感に欠ける展開

  • 米ドル:米国におけるインフレの動向とFRB(米国連邦準備制度理事会)による今後の利上げペースが注目される中、日銀は緩和的な金融政策を継続する姿勢を示しており、円安圧力の強い状況は続くとみられます。日米金利差のさらなる拡大は限定的とみており、米ドルは円に対して、当面はレンジ内での動きになるとみています。
  • ユーロ:ECB(欧州中央銀行)による利上げ開始を含めた金融政策正常化の動きが注目されています。ECBの金融政策見通しに対して神経質な動きの中、ユーロは円に対して当面はレンジ内での動きになるとみています。なお、ウクライナ情勢を巡る先行き不透明感が重しになるとみられます。
変動幅(円)
5月20日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 128.02 -1.36 0.32 14.15 19.17
ユーロ/円 135.16 0.68 -3.59 6.29 2.19
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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