マーケット見通し(総合)
外国株式見通し(2022年5月16日)
2022年05月16日
マーケットの動き (2022年5月9日~5月13日)
- 先週の米国株式市場は、前週末比で下落しました。
- 米国CPI(消費者物価指数)の発表を11日に控え、積極的な金融引き締めを警戒した投資家の売りにより下落してスタートしました。大型ハイテク株にも売りが広がり、米国株式市場は12日に年初来安値をつけましたが、週末には中国・上海での都市封鎖の緩和期待から買い戻しが入り下落幅を縮めて週を終えました。
- 欧州市場は、中国景気に対する過度な減速懸念が和らぎ投資家心理が上向いたため前週末比で上昇しました。
投資環境見通し (2022年5月)
外国株式相場は、米国では底堅い動き、欧州では方向感に欠ける展開
- 企業業績については米国、欧州ともに原材料費や人件費の上昇に伴うコスト増加は懸念されますが、良好な需要環境は確認されており、価格転嫁も相当程度に進んでいると想定されることから、当面は堅調に推移するとみています。
- 米国:5月のFOMC(米国連邦公開市場委員会)を通過し金融政策を巡る先行き不透明感が後退した後は、堅調な企業業績を再評価する動きや自社株買いに支えられ、底堅く推移するとみています。
- 欧州:米国株式相場の動向を注視しつつも、ウクライナ情勢を巡る先行き不透明感から、当面は方向感に欠ける展開を予想しています。
騰落率 | |||||
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5月13日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
S&P500種株価指数 | 4,023.89 | -2.41% | -9.51% | -14.07% | -2.15% |
NYダウ | 32,196.66 | -2.14% | -6.85% | -10.81% | -5.36% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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