マーケット見通し(総合)

国内リート見通し(2022年4月25日)

2022年04月25日

マーケットの動き (2022年4月18日~4月22日)

  • 先週の国内リート市場は、前週末比で上昇しました。
  • 週の前半は、米国金利の上昇により国内リートの投資妙味低下が意識され下落しましたが、その後は円安の進展が下支えとなり買いが優勢となりました。
  • セクター別では、オフィスセクターや住宅セクターが上昇した一方、商業・物流等セクターが下落しました。

投資環境見通し (2022年4月)

国内リート市場は底堅く推移すると予想

  • 新型コロナウイルス対策のまん延防止等重点措置が全面解除されたことにより、国内リートの業績は緩やかに回復するとみています。オフィスや住宅、ホテルは昨年10月以降、稼働率が回復基調にあるほか、商業施設では賃料支払いの延滞や減免の影響が縮小してきていることから、今後の上昇が期待されます。また、物流では当面堅調な業績が見込まれるなど、国内リートは全体的に回復傾向にあります。地域金融機関に加え、円安により投資妙味が増していることに目を付けた海外投資家などから新たな資金流入も期待されることから、国内リート市場は底堅く推移すると予想しています。
騰落率
4月22日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
東証REIT指数 1,993.61 0.05% 0.88% -3.59% -2.41%
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) 1,905.15 0.47% -1.48% -4.85% -0.90%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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