マーケット見通し(総合)

為替見通し(2022年4月18日)

2022年04月18日

マーケットの動き (2022年4月11日~4月15日)

  • 先週の為替市場は、米ドルは対円で上昇(円安)しました。
  • 黒田総裁が日銀の支店長会議で、現行の緩和的な金融政策を継続する姿勢を示したことや、FRB(米国連邦準備制度理事会)高官による利上げ加速に前向きな発言を受けて、日米金利差の拡大を意識した米ドル買い・円売りが優勢となりました。
  • ユーロは、ECB(欧州中央銀行)による早期利上げ観測が後退したことから、対円で上昇した一方、対米ドルでは下落しました。

投資環境見通し (2022年4月)

円に対して、米ドル、ユーロともに方向感に欠ける展開

  • 米ドル:米国では景気の緩やかな拡大基調が続くとみられますが、インフレによる個人消費の鈍化が懸念されています。日銀が緩和的な金融政策を維持する姿勢を示していることから、米ドルは円に対して、FRB(米国連邦準備制度理事会)の金融政策見通しに神経質な動きの中、ウクライナ情勢を巡る先行き不透明感もあり、当面は方向感に欠ける展開を予想しています。
  • ユーロ:ユーロ圏でインフレ率が過去最高更新を続ける中、ECB(欧州中央銀行)による金融政策正常化の動きの中でも利上げ開始時期に対する注目度が高まりつつあります。ユーロは円に対して、ECBの金融政策見通しに神経質な展開の中、地理的に近く域内経済に対する影響が懸念されるウクライナ情勢を巡る先行き不透明感もあり、当面は方向感に欠ける展開を予想しています。
変動幅(円)
4月15日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 125.91 1.50 7.72 11.84 17.18
ユーロ/円 135.68 0.41 5.99 3.30 5.53
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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