マーケット見通し(総合)

国内株式見通し(2022年4月11日)

2022年04月11日

マーケットの動き (2022年4月4日~4月8日)

  • 先週の国内株式市場は、前週末比で下落しました。
  • FRB(米国連邦準備制度理事会)のブレイナード理事による量的引き締めの早期実施を示唆する発言や、6日に公表されたFOMC(米国連邦公開市場委員会)議事要旨を受けて金融引き締めに対する懸念が強まり、米国株式が軟調に推移したことから国内株式も下落しました。

投資環境見通し (2022年4月)

国内株式相場はレンジ内での動きながら振れ幅の大きい展開

  • 企業活動を取り巻く環境は、まん延防止等重点措置の解除に伴う内需の改善や、財政出動による景気支援が好材料とみられる一方、地政学リスクは設備投資を抑制する要因とみられます。企業業績については、円安が輸出企業にプラスとみられる一方、資源・エネルギー価格の上昇は企業利益率の悪化につながると考えられます。当面の国内株式相場はレンジ内での動きながら、ウクライナ情勢や欧米におけるインフレ動向に加え、企業の業績ガイダンス次第で上下に振れ幅の大きい展開を予想しています。
騰落率
4月8日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
TOPIX(東証株価指数) 1,896.79 -2.44% 7.78% -3.32% -2.82%
日経平均株価 26,985.80 -2.46% 8.85% -3.79% -9.17%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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