マーケット見通し(総合)

外国株式見通し(2022年4月4日)

2022年04月04日

マーケットの動き (2022年3月28日~4月1日)

  • 先週の米国株式市場は、前週末比でS&P500種株価指数は小幅に上昇した一方、NYダウは下落しました。
  • ウクライナ情勢の好転期待や米国経済の好調を示す経済指標の発表等が市場を下支えしました。一方で、インフレの高止まりや中国・上海における都市封鎖、FRB(米国連邦準備制度理事会)の金融引き締め観測の高まりが懸念材料となり上値の重い展開となりました。
  • 一方、欧州市場はロシアがウクライナ首都への攻撃縮小を表明したこと等を好感し、前週末比で上昇しました。

投資環境見通し (2022年3月)

外国株式相場は、米国、欧州とも方向感に欠ける展開

  • 米国:FRB(米国連邦準備制度理事会)による金融政策正常化のペースや、ウクライナ情勢の先行きが警戒されることから、株式相場は変動率の高い状況にあると考えています。年初からの株価調整を経て、さらなる下値余地は限定的と考えられますが、これまでの過剰流動性に支えられ割高感の強まった銘柄については株価水準の調整や戻り売りが続くとみられることから、上値余地についても限定的とみています。
  • 欧州:欧州では、米国株式相場の動向に加え、地理的に近く域内経済に対する影響が大きいとみられるウクライナ情勢の動向を注視しつつ、当面は方向感に欠ける展開になるとみています。
騰落率
4月1日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
S&P500種株価指数 4,545.86 0.06% 5.56% 4.33% 13.08%
NYダウ 34,818.27 -0.12% 4.58% 1.43% 5.02%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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