マーケット見通し(総合)

為替見通し(2022年3月14日)

2022年03月14日

マーケットの動き (2022年3月7日~3月11日)

  • 先週の為替市場は、米ドルは対円で上昇(円安)しました。
  • ロシアへの経済制裁や原油価格の高騰がインフレを加速させるとの警戒感から米国金利が上昇した結果、日米金利差の拡大を意識した米ドルの買いが優勢となりました。また、原油価格の上昇に伴う貿易収支の悪化懸念も、円の売りを促しました。
  • ユーロは、対円・対米ドルともに上昇しました。

投資環境見通し (2022年3月)

円に対して、米ドル、ユーロともに緩やかに上昇

  • 米ドル:米国では個人消費の堅調さが確認され、景気の緩やかな拡大基調が続く中、FRB(米国連邦準備制度理事会)は景気に配慮しながら金融政策正常化を進めるとみています。米ドルは円に対して緩やかに上昇するとみていますが、金融政策正常化のペースに対する先行き不透明感や、ウクライナ情勢を巡る警戒感などもあり、当面は方向感に欠ける展開を予想しています。
  • ユーロ:ドイツではZEW(欧州経済研究センター)景気期待指数が大きく改善したことに加え、行動制限の段階的な緩和から個人消費の回復も予想されることから、景気は緩やかに持ち直すとみています。ユーロは円に対して緩やかに上昇するとみていますが、地理的に近く域内経済に対する影響が懸念されるウクライナ情勢の動向を注視しつつ、当面は方向感に欠ける展開を予想しています。
変動幅(円)
3月11日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 117.00 2.18 1.12 7.07 8.51
ユーロ/円 128.30 2.93 -3.84 -1.52 -1.46
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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