マーケット見通し(総合)

外国債券見通し(2022年2月28日)

2022年02月28日

マーケットの動き (2022年2月22日~2月25日)

  • 先週の米国国債市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
  • 週の前半は、ウクライナ情勢の緊迫化を背景に、金利は低下基調で推移しました。週の後半は、ロシアの軍事行動開始を受けて、ロシアへの経済制裁がインフレを加速させ、FRB(米国連邦準備制度理事会)の利上げペースを速めるとの見方が強まったことで、金利は上昇に転じました。
  • ドイツ国債市場も、インフレ懸念が強まったことで金利は上昇しました(債券価格は下落)。

投資環境見通し (2022年2月)

長期金利は米国、欧州(ドイツ)ともに緩やかに上昇

  • 米国:当面の長期金利は、FRB(米国連邦準備制度理事会)による金融政策正常化の動向を材料に神経質な展開になるとみています。ただし、FRBは景気動向に配慮したペースで正常化を進めるとみられることから、長期金利は今後の経済指標で持続的な景気拡大を確認しつつ、次第に緩やかに上昇するとみています。
  • 欧州:長期金利は、ECB(欧州中央銀行)が現状の緩和的な金融政策を維持する中、良好な域内経済環境や中国政府の景気下支え姿勢などを背景に、緩やかに上昇するとみています。
変動幅(騰落率)
2月25日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) 1.98 0.05 0.20 0.64 0.46
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) 500.36 -0.34% -1.01% -2.00% 1.26%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
  • 当資料は、明治安田アセットマネジメント株式会社がお客さまの投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。また、法令にもとづく開示書類(目論見書等)ではありません。当資料は当社の個々のファンドの運用に影響を与えるものではありません。
  • 当資料は、信頼できると判断した情報等にもとづき作成していますが、内容の正確性、完全性を保証するものではありません。
  • 当資料の内容は作成日における当社の見解に基づいており、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。また予告なしに変更することもあります。
  • 投資に関する最終的な決定は、お客さま自身の判断でなさるようにお願いいたします。
  • 当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらに関する著作権等の一切の権利は、それらを作成・公表している各主体に帰属します。
  • 使用インデックスについては、マーケット見通し(総合)の最終ページをご確認ください。 https://www.myam.co.jp/market/report/

当サイトは、投資家の皆さまがファンドの理解に資するための情報提供を目的とするものです。

投資信託へのご投資を検討される場合には、必ず投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。また、ファンドの取得のお申込みを行う場合には投資信託説明書(交付目論見書)をあらかじめ、または同時に販売会社よりお渡しいたしますので、必ず投資信託説明書(交付目論見書)で内容をご確認の上、ご自身でご判断ください。

投資信託の信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者に帰属します。投資家の皆さまの投資元本は金融機関の預貯金と異なり保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、元本を割り込むおそれがあります。

投資信託は、預金や保険契約とは異なり、預金保険・保険契約者保護機構の保護の対象ではなく、また、登録金融機関から購入された投資信託は投資者保護基金の補償対象ではありません。