マーケット見通し(総合)

国内株式見通し(2022年2月28日)

2022年02月28日

マーケットの動き (2022年2月21日~2月25日)

  • 先週の国内株式市場は、前週末比で下落しました。
  • 週の前半は、ウクライナ情勢の緊迫化や、ロシアと欧米間の関係悪化を警戒した売りが優勢となりました。その後はロシアの軍事行動開始を受けて、ロシアへの経済制裁がインフレを加速させ、世界景気を冷やすとの警戒感が強まったことで一段安となりましたが、週末にかけては停戦交渉への期待感から買戻しの動きもみられました。

投資環境見通し (2022年2月)

国内株式相場は米国市場との比較で割安感は強い

  • 企業業績については、10~12月期決算が引き続き堅調と予想されており、中国景気が底打ちし、新型コロナウイルスの新たな変異株の国内感染拡大が一服すれば、緩やかながらも拡大基調を維持するとみています。米国における金融政策正常化の動きが注目される中、同国株式相場は極端な物色動向の変化が生じやすく、変動率が高まる可能性があります。一方、国内株式相場は米国市場との比較で株価の割安感は強く下値は限定的とみられ、相対的に優位な展開になるとみています。
騰落率
2月25日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
TOPIX(東証株価指数) 1,876.24 -2.50% -1.07% -3.07% -2.60%
日経平均株価 26,476.50 -2.38% -2.41% -4.50% -12.24%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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