マーケット見通し(総合)

外国株式見通し(2022年2月7日)

2022年02月07日

マーケットの動き (2022年1月31日~2月4日)

  • 先週の米国株式市場は、前週末比で上昇しました。
  • 個別銘柄は変動率の高い値動きが続くなか、米国大手ハイテク企業の業績悪化により失望売りが広がる場面もみられましたが、米国ネット通販大手の株価急伸を好感した買いに支えられ、反発して週を終えました。
  • 一方、欧州市場はBOE(英国中央銀行)の利上げに加え、ECB(欧州中央銀行)による年内の利上げ実施観測が高まったことから、米国に劣後しました。

投資環境見通し (2022年2月)

米国では循環物色一巡後に落ち着きを取り戻し、欧州では相対的な割安感から底堅く推移

  • 米国:株式相場は、長期金利の上昇が続く間は変動率の高い状況が続くとみられますが、足元の経済指標や企業業績には大きな変化がみられないことから、循環物色一巡後は一旦落ち着きを取り戻すとみています。なお、これまでの過剰流動性に支えられてきた割高感が強い銘柄については株価の上値は抑えられやすく、下値を模索する可能性もあります。
  • 欧州:株式相場は、米国市場の動向次第で変動率が高まる可能性はありますが、堅調な企業業績や株価の相対的な割安感などを背景に、底堅く推移するとみています。
騰落率
2月4日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
S&P500種株価指数 4,500.53 1.55% -6.11% 2.22% 16.24%
NYダウ 35,089.74 1.05% -4.65% 0.85% 12.99%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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