マーケット見通し(総合)
外国株式見通し(2022年1月17日)
2022年01月17日
マーケットの動き (2022年1月10日~1月14日)
- 先週の米国株式市場は、前週末比で下落しました。
- FRB(米国連邦準備制度理事会)理事であるブレイナード氏などの発言を受けて、金融引き締めの前倒し観測が強まったほか、12月の米国小売売上高が市場予想を下回り、新型コロナウイルス「オミクロン型」の世界的流行によるサプライチェーンの混乱懸念が高まったことなどが影響しました。
- 一方、欧州市場もエネルギー価格の高騰によるインフレ懸念が高まる中、おおむね米国に連動した推移となりました。
投資環境見通し (2022年1月)
外国株式相場は堅調な企業業績に支えられ、緩やかに上昇
- 米国:株式相場は、新型コロナウイルス「オミクロン型」による景気下振れ懸念や金融政策正常化を巡る警戒感などから不安定な状況にあります。しかし、企業業績については感染拡大やインフレ環境下においても底堅さをみせる個人消費に支えられ、改善基調を維持できるとみています。また、FRB(米国連邦準備制度理事会)は今後の金融政策正常化に向けて、金融市場に十分配慮しながら政策変更を行うと考えられます。株式相場は好調な企業業績が確認されるとともに緩やかに上昇すると予想しています。
- 欧州:新型コロナウイルスを巡る各国の対応やエネルギー価格の動向から変動率が高まる可能性がありますが、好調な欧米経済を背景に堅調な企業業績が見込まれることから、底堅く推移するとみています。
騰落率 | |||||
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1月14日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
S&P500種株価指数 | 4,662.85 | -0.30% | 0.62% | 6.60% | 22.85% |
NYダウ | 35,911.81 | -0.88% | 1.03% | 2.80% | 15.88% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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