マーケット見通し(総合)

外国株式見通し(2021年12月27日)

2021年12月27日

マーケットの動き (2021年12月20日~12月23日)

  • 先週の米国株式市場は、前週末比で上昇しました。
  • バイデン政権の大規模歳出法案について、19日に民主党のマンチン上院議員が反対を表明したことで予算審議に対する不透明感が強まったほか、新型コロナウイルス「オミクロン型」の感染拡大も懸念材料となり、週初は下落してスタートしました。その後は年末で市場参加者が少ないなか、景気回復への楽観ムードの強まりから一転、高値を伺う展開となりました。
  • 欧州市場は、感染拡大防止措置として都市封鎖が一部の国で導入されたものの、株式市場の反応は限定的であり、おおむね米国に連動した推移となりました。

投資環境見通し (2021年12月)

外国株式相場は底堅く推移

  • 米国:足元のインフレ下においても堅調な個人消費が続くとみられること、部材供給制約が次第に緩和されていくとみられることから、企業業績は改善基調を維持するとみています。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の動向や、連邦政府の債務上限問題などの先行き不透明感は残りますが、企業業績に対する期待を背景に底堅く推移するとみています。
  • 欧州:新型コロナウイルスを巡る各国政府の対応やエネルギー価格の動向から変動率が高まる可能性がありますが、好調な欧米経済を背景に米国と同様に堅調な企業業績が見込まれることから、底堅く推移するとみています。
騰落率
12月23日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
S&P500種株価指数 4,725.79 2.28% 0.52% 10.77% 27.62%
NYダウ 35,950.56 1.65% 0.41% 5.13% 19.04%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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