マーケット見通し(総合)

為替見通し(2021年12月20日)

2021年12月20日

マーケットの動き (2021年12月13日~12月17日)

  • 先週の為替市場は、米ドルは対円で上昇(円安)しました。
  • FOMC(米国連邦公開市場委員会)にて金融緩和の縮小ペースの加速が表明されたことを受けて、米ドルは主要通貨に対し上昇しました。
  • ユーロは、対円、対米ドルともに下落しました。

投資環境見通し (2021年12月)

円に対して、米ドル、ユーロともに緩やかに上昇

  • 米ドル:大統領が現FRB(米国連邦準備制度理事会)議長再任の方針を示したことから、改めて来年の利上げ観測が広がっていることに加え、足元で堅調な製造業およびサービス業の景況感から米ドルは円に対して緩やかに上昇するとみています。
  • ユーロ: ECB(欧州中央銀行)が緩和的な金融政策を続ける姿勢を示す中、欧州地域における新型コロナウイルス感染再拡大から、ユーロは短期的に下押すとみられますが、その後は米国同様にインフレの長期化見通しを背景に長期金利は上昇しやすく、ユーロは円に対して緩やかに上昇するとみています。
変動幅(円)
12月17日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 113.64 0.21 -0.91 3.41 10.60
ユーロ/円 128.12 -0.10 -1.41 -3.51 1.95
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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