マーケット見通し(総合)
国内リート見通し(2021年10月25日)
2021年10月25日
マーケットの動き (2021年10月18日~10月22日)
- 先週の国内リート市場は、前週末比で下落しました。
- 週初は経済活動再開への期待から上昇してスタートしましたが、その後は米国企業の7~9月期の好決算等による金利の上昇により投資妙味が低下し、東証REIT指数は前週比1.3%の下落となりました。
- セクター別では、オフィスセクターや、住宅セクター、商業・物流等セクターが総じて下落しました。
投資環境見通し (2021年10月)
東証REIT指数は底堅く推移
- コロナ禍で1年以上が経過し、業容拡大に向けてオフィスを増やそうとする動きも出始めている一方で、定期借家契約が多い大企業からの解約の動きが国内リート市場の重しとなりそうです。しかし、緊急事態宣言の解除によりホテルや都市型商業施設を中心に業績の回復が期待されるほか、物流施設は良好な事業環境が続いており、住宅は底堅い値動きを予想しています。日銀の低金利政策が続く中、利回りを求める資金は引き続き多いとみており、公募増資の増加が予想される中でも需給の緩みをこなしながら東証REIT指数は底堅く推移すると予想します。
騰落率 | |||||
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10月22日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
東証REIT指数 | 2,067.91 | -1.29% | -0.63% | 1.23% | 23.11% |
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) | 2,002.23 | -1.07% | -2.02% | 4.15% | 23.61% |
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