マーケット見通し(総合)

外国債券見通し(2021年9月21日)

2021年09月21日

マーケットの動き (2021年9月13日~9月17日)

  • 先週の米国国債市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
  • 米国経済指標の内容は強弱まちまちだったものの、米国景気への過度な懸念が後退したことで米国金利は上昇しました。
  • ドイツ国債市場は、おおむね米国に連動した推移となりました。

投資環境見通し (2021年9月)

長期金利は、米国、欧州(ドイツ)とも緩やかに上昇

  • 米国:雇用については失業保険の特例給付打ち切りに伴い労働市場への復帰等により雇用情勢はさらなる改善が見込まれています。FRB(米連邦準備制度理事会)のテーパリングについては債券相場に相当程度織り込まれたとみられます。長期金利は経済活動正常化が進むにつれて緩やかに上昇するとみています。
  • 欧州(ドイツ):ECB(欧州中央銀行)が緩和的な金融政策を継続する姿勢を示す中、当面のドイツ長期金利はドイツ総選挙の動向を注視しつつも経済活動の活発化を受けて緩やかに上昇すると予想しています。
変動幅(騰落率)
9月17日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) 1.37 0.04 0.12 -0.26 0.69
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) 507.71 -0.61% -0.43% 1.45% 3.37%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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