マーケット見通し(総合)

為替見通し(2021年9月13日)

2021年09月13日

マーケットの動き (2021年9月7日~9月10日)

  • 先週の為替市場は、米ドルは対円で上昇(円安)しました。
  • 各国中央銀行が金融政策の正常化に向けて動きつつあることから金利は上昇したものの、米国株式市場が下落基調であったためリスクオフの様相を呈し、米ドルは主要通貨に対し上昇しました。
  • ユーロは、対円、対米ドルともに下落しました。

投資環境見通し (2021年9月)

円に対して、米ドル、ユーロともに緩やかに上昇

  • 米ドル:米国において、新型コロナウイルス変異株の感染拡大による個人消費への影響は懸念されますが、雇用情勢の改善傾向が続き、経済活動の正常化が進むとの見方が広がる中、米ドルは円に対して緩やかに上昇するとみています。
  • ユーロ:ECB(欧州中央銀行)による金融緩和姿勢が続くとみられ、ドイツ連邦議会選挙を巡る動向には神経質な動きとなる可能性はありますが、経済活動が活発化するとの見方を背景に、ユーロは円に対して緩やかに上昇するとみています。
変動幅(円)
9月10日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 109.84 0.17 -0.71 1.22 3.66
ユーロ/円 129.99 -0.30 0.43 0.76 3.95
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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