マーケット見通し(総合)
国内リート見通し(2021年9月6日)
2021年09月06日
マーケットの動き (2021年8月30日~9月3日)
- 先週の国内リート市場は、前週末比で下落しました。
- 週初は、日米の長期金利低下による投資妙味の高まりから上昇してスタートしたものの、その後は前週末の過熱感が意識されたほか、米国雇用統計の発表を控え様子見姿勢が強まったことで、東証REIT指数は前週比1.4%の下落となりました。
- セクター別では、商業・物流等セクターが上昇した一方、住宅セクター、オフィスセクターが下落しました。
投資環境見通し (2021年9月)
東証REIT指数は底堅く推移
- 新型コロナウイルス変異株の感染拡大により、本格的な回復時期は後ずれすることが予想されますが、国内でのワクチン接種が進んでいることから、年明け以降の業績回復が期待されます。コロナ禍で1年以上経過し、企業の業容拡大に向けオフィスを増やそうとする動きも出始めているほか、物流施設への需要は継続すると予想します。日銀の低金利政策が続くなか、利回りを求める資金は引き続き多いとみており、公募増資の増加が予想される中でも需給の緩みをこなしながら、東証REIT指数は底堅く推移すると予想します。
騰落率 | |||||
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9月3日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
東証REIT指数 | 2,144.50 | -1.37% | 0.22% | 11.47% | 22.56% |
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) | 2,015.45 | 4.49% | 4.37% | 5.82% | 23.55% |
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