マーケット見通し(総合)
外国株式見通し(2021年9月6日)
2021年09月06日
マーケットの動き (2021年8月30日~9月3日)
- 先週の米国株式市場は、S&P500種株価指数が上昇した一方、NYダウは下落しました。
- 発表された米国の経済指標が相次いで市場予想を下回ったことから、景気敏感株の多いNYダウに下押し圧力が強まりました。一方、量的緩和の縮小観測が後退したことで、ハイテク株が買い進まれる状況となり、S&P500種株価指数は底堅く推移しました。
- 欧州株式市場は、インフレ率の上昇が警戒されましたが、おおむね米国に連動した推移となりました。
投資環境見通し (2021年9月)
外国株式相場は緩やかに上昇
- 米国:株式相場は、労働市場の正常化が進み、物流や部材供給制約の解消が進展していることから、企業業績は引き続き上方修正余地があると考えています。中国政府による規制強化に対する懸念は残りますが、株式相場は好調な企業業績に支えられ、緩やかに上昇するとみています。
- 欧州:ドイツ総選挙を前に政治的先行き不透明感が強まることも考えられますが、選挙後は世界景気の回復や貿易の拡大傾向を背景とした堅調な企業業績が見込まれることから、株式相場は米国市場と同様、緩やかに上昇する展開を予想しています。
騰落率 | |||||
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9月3日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
S&P500種株価指数 | 4,535.43 | 0.58% | 2.54% | 18.74% | 31.27% |
NYダウ | 35,369.09 | -0.24% | 0.72% | 13.11% | 25.01% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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