マーケット見通し(総合)

国内リート見通し(2021年8月2日)

2021年08月02日

マーケットの動き (2021年7月26日~7月30日)

  • 先週の国内リート市場は、前週末比で上昇しました。
  • 週の前半は、堅調な国内外の株式市場を背景にリートにも買いが波及しました。週の後半は、国内の新型コロナウイルス感染者数の急拡大が懸念材料となり、東証REIT指数は前週末比0.7%に上げ幅を縮めて週を終えました。
  • セクター別では、住宅セクターが下落した一方、商業・物流等セクターやオフィスセクターが上昇しました。

投資環境見通し (2021年7月)

東証REIT指数は底堅く推移

  • 国内でのワクチン接種が加速しており、夏以降のホテルや商業施設の業績回復が期待されます。オフィス需要の回復は後ずれしていますが、今年と来年の新規供給が少ないことやワクチン接種が先行している米国でのオフィス回帰の動きはサポート材料になるとみています。賃貸住宅の稼働率は緩やかに回復し、物流施設への需要拡大は続くと予想します。実物不動産への旺盛な投資需要にみられるように、利回りを求める資金の流入により東証REIT指数は底堅く推移すると予想します。
騰落率
7月30日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
東証REIT指数 2,160.33 0.71% 0.45% 17.65% 29.66%
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) 1,901.08 -0.17% -2.19% 3.89% 23.49%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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