マーケット見通し(総合)

国内株式見通し(2021年6月21日)

2021年06月21日

マーケットの動き (2021年6月14日~6月18日)

  • 先週の国内株式市場は、TOPIXは下落した一方、日経平均株価は小幅に上昇しました。
  • 週初は景気回復期待から堅調にスタートしたものの、FOMC(米国連邦公開市場委員会)会合を受けて緩和縮小の早期化観測が強まり、国内株式市場は下落しました。週末にかけて米国金利が低下したことから下げ渋る展開となり、日経平均株価は小幅に上昇して週を終えました。

投資環境見通し (2021年6月)

利益成長ペースに沿った緩やかな上昇が続く

  • 国内株式相場は、当面は変動率のやや高い状況が続くとみています。決算発表が一巡し、投資家の関心は米国インフレ指標の動向と量的緩和政策の縮小開始時期を巡る思惑と考えられます。国内景気についてはワクチン接種が進みつつあるほか、外需回復が継続していることから製造業中心に企業業績の改善は続くと考えられます。国内株式相場はすでに極端な割高感は後退しており、中長期的な視点からの見直し買いが入りやすいことから、変動率が上昇する可能性はありますが、企業収益の成長ペースに沿って緩やかに上昇するとみています。
騰落率
6月18日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
TOPIX(東証株価指数) 1,946.56 -0.38% 2.03% 8.55% 22.96%
日経平均株価 28,964.08 0.05% 1.96% 8.22% 29.56%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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