マーケット見通し(総合)
国内リート見通し(2021年5月10日)
2021年05月10日
マーケットの動き (2021年4月26日~5月7日)
- 国内リート市場は、4月23日比で上昇しました。
- 4月末は、大型連休を控え薄商いとなりました。大型連休後は、米国株式市場の上昇を受けたリスクオンの流れで上昇しましたが、緊急事態宣言が延長されるとの観測が強まったことで上げ幅を縮め、東証リート指数は4月23日比0.3%の上昇となりました。
- セクター別では、商業・物流セクターとオフィスセクターが上昇した一方、住宅セクターは横ばいとなりました。
投資環境見通し (2021年5月)
東証リート指数は底堅く推移
- 東京や大阪などへの3回目の緊急事態宣言が発令され、ホテルや商業リートへの影響が懸念されるものの、1年前に乗り切っていることから影響は限定的と見ています。オフィスリートは賃料収入の減少を、物件売却益や内部留保の活用等により補い、分配金の維持は可能と見ています。低下していた賃貸住宅の稼働率は、賃貸条件の緩和により回復傾向にあります。消費行動の構造変化や人手不足を背景に、生産性の高い先進的物流施設の需要拡大は当面続くと予想します。低金利環境が続く中、Jリート市場の需給環境改善により、東証リート指数は底堅く推移すると予想します。
騰落率 | |||||
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5月7日 | 4月23日比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
東証REIT指数 | 2,057.33 | 0.29% | 1.11% | 20.44% | 30.75% |
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) | 1,933.05 | 0.94% | -1.75% | 14.93% | 35.49% |
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