マーケット見通し(総合)

国内リート見通し(2021年4月19日)

2021年04月19日

マーケットの動き (2021年4月12日~4月16日)

  • 先週の国内リート市場は、前週末比で上昇しました。
  • 米国国債の金利低下による投資妙味の高まりや、米国の主要経済指標の好結果を受けた景気回復期待から、東証リート指数は前週末比0.3%の上昇となりました。
  • セクター別では、オフィスセクターや住宅セクターが上昇した一方、商業・物流等セクターは下落しました。

投資環境見通し (2021年4月)

東証リート指数は底堅く推移

  • 首都圏の緊急事態宣言が解除され、ホテルや商業施設の業績回復が期待されます。大企業のオフィス戦略の見直しが行われると予想するものの、国内リートが保有するビルの競争優位性は高く、物件入れ替えや内部留保の活用等により分配金の維持は可能とみています。また、賃貸住宅の稼働率は緩やかに回復し、生産性の高い先進的物流施設の需要拡大は続くと予想します。以上のように、国内リートを取り巻く環境は回復基調にあるなか、安定収益を追求する資金の流入により、東証リート指数は底堅く推移すると予想します。
騰落率
4月16日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
東証REIT指数 2,063.27 0.35% 3.98% 22.12% 32.96%
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) 1,960.87 0.07% -1.04% 21.21% 37.87%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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