マーケット見通し(総合)

外国債券見通し(2021年4月19日)

2021年04月19日

マーケットの動き (2021年4月12日~4月16日)

  • 先週の米国国債市場は、前週末比で金利が低下しました(債券価格は上昇)。
  • 年度始の活発な需給環境が金利低下要因となりました。
  • ドイツ国債市場は金利が上昇しました(債券価格は下落)。

投資環境見通し (2021年4月)

長期金利は、米国では上昇圧力がかかりやすく、欧州(ドイツ)では上昇は限定的

  • 米国:FRBは2023年末まで利上げを行わないとの方針を示しましたが、大型の追加財政政策を背景とした早期の景気回復見通しやインフレ圧力に対する懸念に加え、銀行に対する補完的レバレッジ比率規制の緩和措置終了に伴う米国債の需給悪化懸念もあり、引き続き長期金利に上昇圧力がかかりやすいと予想しています。
  • 欧州(ドイツ):米国長期金利が上昇する場面では、ドイツ長期金利も上昇圧力を受けやすいとみられます。しかし、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けた行動制限の長期化に対する懸念もあり、ドイツ長期金利の上昇は限定的とみています。
変動幅(騰落率)
4月16日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) 1.57 -0.10 -0.05 0.83 0.95
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) 501.62 -0.17% 0.11% 1.45% 5.39%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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