マーケット見通し(総合)
外国債券見通し(2021年3月22日)
2021年03月22日
マーケットの動き (2021年3月15日~3月19日)
- 米国国債市場は、前週末比で金利が上昇しました(債券価格は下落)。
- FOMC(米国連邦公開市場委員会)において、経済見通しは上昇修正されたものの、金融緩和維持が好感され金利が一時低下しました。しかし、18日にFRB(米国連邦準備制度理事会)が資本規制の緩和措置を予定通り終了するとの発表を受けて、金利が上昇して週を終えました。
- ドイツ国債市場も金利が上昇しました(債券価格は下落)。
投資環境見通し (2021年3月)
長期金利は、米国では上昇圧力が根強く、欧州(ドイツ)では米国市場の影響を受けやすい
- 米国:長期金利は、政府による約1.9兆ドルの追加経済対策が早期に成立するとの見方を受けて上昇基調となりましたが、金融政策の正常化には相当の期間を要するとみられることから、当面の長期金利の上昇余地は限定的とみています。ただし、追加経済対策などにより早期の景気回復見通しが広がりやすいことから、長期金利の上昇圧力は根強いとみています。
- 欧州(ドイツ):欧州地域におけるワクチンの普及状況や実体経済の動向を注視しつつも、米国長期金利の影響を受けやすい状況が続くとみています。
変動幅(騰落率) | |||||
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3月19日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) | 1.72 | 0.10 | 0.38 | 1.06 | 0.60 |
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) | 498.38 | -0.48% | 0.85% | 1.89% | 6.92% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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