マーケット見通し(総合)

国内リート見通し(2021年3月15日)

2021年03月15日

マーケットの動き (2021年3月8日~3月12日)

  • 国内リート市場は、前週末比で上昇しました。
  • 懸念材料だった米国長期金利の動きが落ち着いたことや、米国追加経済対策の早期成立が好感され、東証リート指数は前週末比2.3%の上昇となりました。
  • セクター別では、オフィスセクターや住宅セクター、商業・物流等セクターが総じて上昇しました。

投資環境見通し (2021年3月)

東証リート指数は底堅く推移

  • 新型コロナワクチンの接種開始に伴い、ホテルや商業施設の業績回復が期待されます。中小企業に続き、大企業のオフィス戦略の見直しが行われると予想するものの、好立地のハイスペックなビルの中長期的な競争優位性は変わらないと見ています。また、コロナの影響で悪化した都心の賃貸住宅の稼働率は緩やかに回復すると見ています。生産性の高い先進的物流施設の需要拡大は続くと予想します。指数組み入れイベントに伴う海外投資家の買いに加え、安定収益を追求する資金の流入により、東証リート指数は底堅く推移すると予想します。
騰落率
3月12日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
東証REIT指数 1,940.75 2.27% 0.76% 14.33% 8.82%
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) 1,951.06 2.89% 0.89% 18.17% 46.93%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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