マーケット見通し(総合)
外国債券見通し(2021年3月1日)
2021年03月01日
マーケットの動き (2021年2月22日~2月26日)
- 先週の米国国債市場は、前週末比で金利が上昇しました(債券価格は下落)。
- 米国10年国債利回りは、25日までじりじりと上昇していたものの、入札不調をきっかけに一時1.61%まで上昇しました。しかし、26日になると米国株式相場下落により上昇幅の一部を戻しました。
- ドイツ国債市場も、前週末比で金利が上昇しました(債券価格は下落)。
投資環境見通し (2021年2月)
長期金利は、米国では上昇余地は限定的、欧州(ドイツ)ではレンジ内での動き
- 米国:新政権が約1.9兆ドルの追加経済対策を推進するとの見通しを背景に、足元では長期金利上昇に対する警戒感がみられます。しかし、上院において与野党の議席数が拮抗しており早期の同対策成立は困難とみられています。また、国債の増発については財務省によるFRBの未使用金活用で規模は抑えられ、さらにFRBによる国債買い入れや投資家の債券需要で吸収可能とみられること、実体経済については改善ペースが鈍化していることなどを考慮すれば、長期金利の上昇余地は限定的と考えられ、一進一退の動きを予想しています。
- 欧州(ドイツ):新型コロナウイルスの感染再拡大が経済に与える影響が懸念される一方、年後半には景気が持ち直すとの見方もあり、狭いレンジ内での動きを予想しています。
変動幅(騰落率) | |||||
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2月26日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) | 1.46 | 0.12 | 0.42 | 0.77 | 0.15 |
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) | 494.41 | 0.05% | 0.02% | -0.22% | 1.83% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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