マーケット見通し(総合)

外国債券見通し(2021年2月15日)

2021年02月15日

マーケットの動き (2021年2月8日~2月12日)

  • 米国債券市場は、前週末比で金利が上昇しました(債券価格は下落)。
  • 週後半から、日本、中国、米国の休日または休暇シーズンであったことから、レンジ内での推移が続いていましたが、12日から金利が上昇し、米国10年国債利回りは心理的節目とされてきた1.2%を超えました。
  • ドイツ国債市場も前週末比で金利が上昇しました(債券価格は下落)。

投資環境見通し (2021年2月)

長期金利は、米国では上昇余地は限定的、欧州(ドイツ)ではレンジ内での動き

  • 米国:新政権が約1.9兆ドルの追加経済対策を推進するとの見通しを背景に、足元では長期金利上昇に対する警戒感がみられます。しかし、上院において与野党の議席数が拮抗しており早期の同対策成立は困難とみられています。また、国債の増発については財務省によるFRBの未使用金活用で規模は抑えられ、さらにFRBによる国債買い入れや投資家の債券需要で吸収可能とみられること、実体経済については改善ペースが鈍化していることなどを考慮すれば、長期金利の上昇余地は限定的と考えられ、一進一退の動きを予想しています。
  • 欧州(ドイツ):新型コロナウイルスの感染再拡大が経済に与える影響が懸念される一方、年後半には景気が持ち直すとの見方もあり、狭いレンジ内での動きを予想しています。
変動幅(騰落率)
2月12日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) 1.20 0.03 0.06 0.52 -0.43
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) 495.30 -0.20% 0.22% -0.94% 3.74%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
  • 当資料は、明治安田アセットマネジメント株式会社がお客さまの投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。また、法令にもとづく開示書類(目論見書等)ではありません。当資料は当社の個々のファンドの運用に影響を与えるものではありません。
  • 当資料は、信頼できると判断した情報等にもとづき作成していますが、内容の正確性、完全性を保証するものではありません。
  • 当資料の内容は作成日における当社の見解に基づいており、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。また予告なしに変更することもあります。
  • 投資に関する最終的な決定は、お客さま自身の判断でなさるようにお願いいたします。
  • 当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらに関する著作権等の一切の権利は、それらを作成・公表している各主体に帰属します。
  • 使用インデックスについては、マーケット見通し(総合)の最終ページをご確認ください。 https://www.myam.co.jp/market/report/

当サイトは、投資家の皆さまがファンドの理解に資するための情報提供を目的とするものです。

投資信託へのご投資を検討される場合には、必ず投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。また、ファンドの取得のお申込みを行う場合には投資信託説明書(交付目論見書)をあらかじめ、または同時に販売会社よりお渡しいたしますので、必ず投資信託説明書(交付目論見書)で内容をご確認の上、ご自身でご判断ください。

投資信託の信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者に帰属します。投資家の皆さまの投資元本は金融機関の預貯金と異なり保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、元本を割り込むおそれがあります。

投資信託は、預金や保険契約とは異なり、預金保険・保険契約者保護機構の保護の対象ではなく、また、登録金融機関から購入された投資信託は投資者保護基金の補償対象ではありません。