マーケット見通し(総合)

外国株式見通し(2021年2月15日)

2021年02月15日

マーケットの動き (2021年2月8日~2月12日)

  • 先週の米国株式市場は、前週末比で上昇しました。
  • パウエル議長が緩和的な金融政策の継続を示唆したことや、米国バイデン大統領が7月末までに約3億人の米国国民に2回の接種ができるワクチン在庫を確保したと述べ、新型コロナウイルスの収束期待が高まったことなどが好感されました。
  • 一方、欧州株式市場は全体として米国市場に連動して推移しましたが、ユーロ高が警戒されたドイツ株式市場は上値の重い推移となりました。

投資環境見通し (2021年2月)

米国、欧州とも上値の重い展開

  • 米国:FRBが緩和的な金融政策を継続するとの見方に加え、新政権による追加経済対策推進や企業業績の改善を受けて上昇を続けてきました。株式相場は中長期的には企業業績の改善ペースに沿って上昇基調を維持するとみています。ただし、昨年来の急ピッチな上昇に対する警戒感に加えて割高感も指摘されていることもあり、短期的には上値のやや重い展開を予想しています。
  • 欧州:コロナ禍で域内主要都市における社会・経済活動の制限の長期化・厳格化による景気への影響や変異株に対する警戒感、ユーロ高による輸出企業の業績への懸念などから、上値の重い展開を予想しています。
騰落率
2月12日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
S&P500種株価指数 3,934.83 1.23% 3.52% 16.40% 16.43%
NYダウ 31,458.40 1.00% 1.25% 12.44% 6.45%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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