マーケット見通し(総合)

国内リート見通し(2021年2月8日)

2021年02月08日

マーケットの動き (2021年2月1日~2月5日)

  • 国内リート市場は、前週末比で上昇しました。
  • 米国の市場混乱が早期に収束するとの見方から投資家のリスク選好志向が強まり、出遅れ感のあるリートにも買いが波及しましたが、利益確定の売りに押されて上値の重い推移となり、東証リート指数は前週末比0.3%の上昇で週を終えました。
  • セクター別では、オフィスセクターや住宅セクターが下落した一方、商業・物流等セクターが上昇しました。

投資環境見通し (2021年2月)

東証リート指数は底堅く推移

  • 緊急事態宣言の再発令を受け、ホテルや商業施設型リートの業績回復の遅れは懸念されるものの、昨年春のような業績悪化にはならないと見ています。また、オフィスや住宅リートの業績への影響は今のところ軽微です。一方、物流リートの事業環境は引き続き良好です。2020年は新型コロナウイルスの影響を受けるなか、国内リート全体では増配で着地することができました。2021年はホテルを中心に業績の回復を期待しています。分配金への安心感が高まるなか、利回りを追求する資金の流入により、東証リート指数は底堅く推移すると予想します。
騰落率
2月5日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
東証REIT指数 1,851.64 0.28% 4.29% 9.23% -16.09%
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) 1,890.95 4.54% 5.57% 21.63% 11.11%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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