マーケット見通し(総合)
国内リート見通し(2021年1月12日)
2021年01月12日
マーケットの動き (2021年1月4日~1月8日)
- 国内リート市場は、前週末比でほぼ横ばいとなりました。
- 新型コロナウイルスの感染拡大に加え、緊急事態宣言が発令されるとの報道が懸念され下落する局面もありましたが、米議会上院選挙で民主党が勝利したことがリスクオン材料となり、東証リート指数は前週末比ほぼ横ばいで週を終えました。
- セクター別では、住宅セクター、商業・物流等セクターが上昇した一方、オフィスセクターが下落しました。
投資環境見通し (2021年1月)
東証リート指数は底堅く推移
- 新型コロナウイルス感染再拡大に伴い、ホテルや商業施設の業績回復の遅れは懸念されますが、昨年春のような業績悪化にはならないと見ています。また、企業業績悪化によるオフィスの解約は一部で出ているものの、テレワーク普及による解約は今のところ限定的であり、オフィスの新規供給が大幅に減ることにより需給の緩みも一服すると見ています。一方、住宅リートは都心物件で稼働率の低下がみられますが業績への影響は軽微です。相次ぐ公募増資による需給の緩みは懸念されるものの、物流リートの事業環境は引き続き良好です。世界的に低金利環境が続くなか、安定収益を追求する資金の流入により、東証リート指数は底堅く推移すると予想しています。
騰落率 | |||||
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1月8日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
東証REIT指数 | 1,783.83 | -0.00% | 4.76% | 5.67% | -15.78% |
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) | 1,854.94 | 2.78% | 5.47% | 19.12% | 9.02% |
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