マーケット見通し(総合)

外国債券見通し(2020年12月28日)

2020年12月28日

マーケットの動き (2020年12月21日~12月24日)

  • 米国国債市場は、前週末比で金利が低下しました(債券価格は上昇)。
  • 英国とEU(欧州連合)による通商協定交渉をめぐって週半ばまではリスクオフの展開となりました。23日ごろから合意の観測が強まったことからリスクオンに転じたものの、クリスマス休暇や年末を控えていることから、週を通じて小動きとなりました。

投資環境見通し (2020年12月)

長期金利は、米国、欧州ともにレンジ内での動きにとどまる

  • 米国:新型コロナウイルスのワクチン開発進展を受けた社会・経済活動の回復期待から、長期金利の上昇圧力は引き続き強いとみられます。一方で感染再拡大に対する懸念からFRBによる追加の金融緩和観測も強く、レンジ内での動きが続くと予想しています。
  • 欧州(ドイツ):新型コロナウイルスのワクチン開発進展が期待されますが、感染再拡大の景気に対する影響が懸念されることもあり、レンジ内でもみ合う展開を予想しています。
変動幅(騰落率)
12月24日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) 0.93 -0.02 0.05 0.26 -0.97
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) 495.59 0.02% 0.44% 2.04% 5.64%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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