マーケット見通し(総合)
国内リート見通し(2020年12月21日)
2020年12月21日
マーケットの動き (2020年12月14日~12月18日)
- 国内リート市場は、前週末比で上昇しました。
- Go To トラベル キャンペーンの一時中止や、新型コロナウイルスの感染者数急拡大が懸念材料であるものの、FTSEグローバル株式指数への国内リート組入に際した需給環境の良さなどが相場を下支えし、東証リート指数は前週末比0.3%の上昇で週を終えました。
- セクター別では、オフィスセクター、商業・物流等セクターが上昇した一方、住宅セクターが下落しました。
投資環境見通し (2020年12月)
東証リート指数は底堅く推移
- 新型コロナウイルス感染再拡大により、ホテルや商業施設の業績回復の遅れが懸念されるものの、最悪期は脱し、商業リートに関しては業績への影響は限定的との見方は変えていません。企業業績悪化によるオフィスの解約は一部で出ていますが、テレワーク普及による解約は今のところ殆どなく、オフィスリートは割安であると見ています。住宅リートは都心物件で稼働率の低下がみられるものの業績への影響は軽微です。相次ぐ公募増資による需給の緩みは懸念されますが、物流リートの事業環境は引き続き良好です。世界的に低金利環境が続くなか、安定収益を追求する資金の流入により、東証リート指数は底堅く推移すると予想しています。
騰落率 | |||||
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12月18日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
東証REIT指数 | 1,715.56 | 0.32% | 1.80% | -0.34% | -18.63% |
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) | 1,793.24 | 0.63% | 4.22% | 13.27% | 3.15% |
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