マーケット見通し(総合)

外国債券見通し(2020年12月7日)

2020年12月07日

マーケットの動き (2020年11月30日~12月4日)

  • 米国国債市場は、前週末比で金利が上昇しました(債券価格は下落)。
  • 週末の米国雇用統計は市場予想を下回る内容であったものの、これを受けて米国の追加経済対策協議進展への期待感が高まり金利は上昇しました。
  • ドイツ国債市場も金利が上昇しました(債券価格は下落)。

投資環境見通し (2020年12月)

長期金利は、米国、欧州ともにレンジ内での動きにとどまる

  • 米国:新型コロナウイルスのワクチン開発進展を受けた社会・経済活動の回復期待から、長期金利の上昇圧力は引き続き強いとみられます。一方で感染再拡大に対する懸念からFRBによる追加の金融緩和観測も強く、レンジ内での動きが続くと予想しています。
  • 欧州(ドイツ):新型コロナウイルスのワクチン開発進展が期待されますが、感染再拡大の景気に対する影響が懸念されることもあり、レンジ内でもみ合う展開を予想しています。
変動幅(騰落率)
12月4日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) 0.97 0.12 0.20 0.16 -0.81
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) 495.32 0.43% 1.02% 1.10% 5.61%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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