マーケット見通し(総合)

国内リート見通し(2020年11月9日)

2020年11月09日

マーケットの動き (2020年11月2日~11月6日)

  • 国内リート市場は、前週末比で上昇しました。
  • 米国大統領選挙の結果は確定しなかったものの、選挙後の経済対策への期待が先行しリスクオンの展開となり、国内リートは大幅高となりました。
  • セクター別では、オフィスセクター、住宅セクター、商業・物流等セクターが総じて上昇しました。

投資環境見通し (2020年11月)

東証リート指数は底堅く推移

  • 一部のホテルリートや商業リートでは、保守的な業績予想を上方修正する動きも出てきています。企業業績悪化やテレワーク普及の影響が懸念されているオフィスリートに関しては、中長期的なテナントの動向には留意するものの、足元の影響は限定的で、割安感が出てきています。住宅リートは都心物件で稼働率の低下がみられるものの業績への影響は軽微で、物流リートの事業環境は引き続き良好です。新型コロナウイルスの影響が明らかになり、分配金への安心感が出てきていることから、利回りを追求する資金の流入により、東証リート指数は底堅く推移すると予想しています。
騰落率
11月6日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
東証REIT指数 1,691.60 3.44% -3.56% 8.11% -24.12%
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) 1,658.49 5.01% 0.77% 15.88% -2.12%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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