マーケット見通し(総合)
国内債券見通し(2020年10月12日)
2020年10月12日
マーケットの動き (2020年10月5日~10月9日)
- 先週の国内債券市場は、前週末比でほぼ横ばいとなりました。
- 週初から週央にかけて、株高を受け10年国債利回りは上昇しましたが、週末にかけては、トランプ大統領の追加経済対策の交渉停止指示を受けて米国金利が低下、8日の5年国債入札も堅調な結果となり、国内債券市場は金利低下に転じました。
- クレジット市場は、堅調に推移し、スプレッドも安定的に推移しました。
投資環境見通し (2020年10月)
国内長期金利はレンジ内で推移
- コロナ禍で各国中央銀行による緩和的な金融政策の長期化が予想されますが、日銀は副作用に対する懸念からマイナス金利の深掘りに踏み出せない状況となっています。ただし、イールドカーブ・コントロールは今後も継続されることから、国内長期金利は引き続き狭いレンジでの動きにとどまると予想しています。また超長期国債については、増発分と日銀の無制限買入で需給環境の悪化には至らず、日本経済の回復ペースの遅れを背景に金利上昇圧力は限定的と考えています。
変動幅(騰落率) | |||||
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10月9日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
10年国債利回り(日本、%) (変動幅) | 0.03 | 0.01 | 0.00 | 0.03 | 0.25 |
NOMURA-BPI (騰落率) | 386.73 | -0.15% | -0.01% | -0.37% | -1.86% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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