マーケット見通し(総合)

外国債券見通し(2020年8月17日)

2020年08月17日

マーケットの動き(2020年8月10日~8月14日)

  • 先週の米国国債市場は、前週末比で金利が上昇しました(債券価格は下落)。
  • 雇用統計の内容については先行きの堅調さを示すものではなく、予想通り5月・6月ほどの強さではなかった米国債に対する高値警戒感もあったことから、売り優勢の展開が続きました。
  • ドイツ国債市場もおおむね米国と連動する推移となりました。

投資環境見通し(2020年8月)

長期金利は、米国、ドイツともに方向感に欠ける展開、欧州周辺国では上昇圧力が抑えられる

  • 米国:長期金利は、財政拡張による国債増発、投資家のリスク回避姿勢の後退から、中期的には上昇方向とみています。ただし、足元では新型コロナウイルスの感染再拡大に対する懸念に加え、追加失業給付の縮小が予想されており消費の停滞・息切れに対する警戒感が残ることから、短期的には金利低下圧力が高まることも考えられます。当面は強弱材料交錯から方向感に欠ける展開を予想しています。
  • 欧州(ドイツ):ドイツ長期金利は米国と同様に方向感に欠けるとみられますが、周辺国についてはECBが量的緩和政策を続ける中、EUによる復興基金創設に関して合意されたことから、長期金利は短期的に上昇圧力が抑えられスプレッドは縮小に向かうと予想されます。
変動幅(騰落率)
8月14日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) 0.70 0.14 0.10 -0.88 -0.88
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) 497.08 -0.15% 1.07% 4.32% 8.20%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
  • 当資料は、明治安田アセットマネジメント株式会社がお客さまの投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。また、法令にもとづく開示書類(目論見書等)ではありません。当資料は当社の個々のファンドの運用に影響を与えるものではありません。
  • 当資料は、信頼できると判断した情報等にもとづき作成していますが、内容の正確性、完全性を保証するものではありません。
  • 当資料の内容は作成日における当社の見解に基づいており、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。また予告なしに変更することもあります。
  • 投資に関する最終的な決定は、お客さま自身の判断でなさるようにお願いいたします。
  • 当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらに関する著作権等の一切の権利は、それらを作成・公表している各主体に帰属します。
  • 使用インデックスについては、マーケット見通し(総合)の最終ページをご確認ください。 https://www.myam.co.jp/market/report/

当サイトは、投資家の皆さまがファンドの理解に資するための情報提供を目的とするものです。

投資信託へのご投資を検討される場合には、必ず投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。また、ファンドの取得のお申込みを行う場合には投資信託説明書(交付目論見書)をあらかじめ、または同時に販売会社よりお渡しいたしますので、必ず投資信託説明書(交付目論見書)で内容をご確認の上、ご自身でご判断ください。

投資信託の信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者に帰属します。投資家の皆さまの投資元本は金融機関の預貯金と異なり保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、元本を割り込むおそれがあります。

投資信託は、預金や保険契約とは異なり、預金保険・保険契約者保護機構の保護の対象ではなく、また、登録金融機関から購入された投資信託は投資者保護基金の補償対象ではありません。