マーケット見通し(総合)
国内債券見通し(2020年8月11日)
2020年08月11日
マーケットの動き(2020年8月3日~8月7日)
- 先週の国内債券市場は、ほぼ横ばいとなりました。
- 4日の10年債入札を無難に通過し同利回りは一時0%まで低下したものの、マイナス金利を買い進む勢いはなく、週後半にかけて失速しました。結果、前週と同水準で取引を終えました。
- クレジット市場は、決算発表期で新発債の発行が少なくなる中、買いが優勢となりました。
投資環境見通し(2020年8月)
長期金利はレンジ内で推移
- 日銀は7月の金融政策決定会合で、市場の予想通り金融政策の維持を決定するとともに、「新型コロナウイルス感染症の影響を注視し、必要があれば躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる」とのフォワードガイダンスを提示しています。ただ副作用への懸念からマイナス金利の深掘りは困難とみられ、引き続きYCC(イールドカーブ・コントロール)が継続されるとみています。また、新型コロナウイルス対策の大規模な財政支出に伴う国債増発が超長期ゾーンを中心とした金利上昇圧力になると考えられますが、日銀は国債の無制限買入を決定していることから、大幅な金利変動要因とはならないと考えています。長期金利は引き続き狭いレンジ内での動きになるとみています。
変動幅(騰落率) | |||||
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8月7日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
10年国債利回り(日本、%) (変動幅) | 0.00 | -0.00 | -0.03 | 0.05 | 0.21 |
NOMURA-BPI (騰落率) | 387.67 | -0.06% | 0.41% | -0.84% | -1.89% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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